2014年5月12日月曜日

ヨーガ中に自分を愛おしく思う

クラスの最中


自分を愛おしく思う気持ちが湧いてきますか?


ちゃんとヨガができていたら

きっと、毎回そう思うはずです。


もし、アーサナ(ポーズ)をしている時に

「もっとこうでなきゃ!」
(例えばもっと膝を伸ばさなじゃとか、腰をのばさなきゃとか、力を入れなきゃとか)

と思ったり

上手にポーズを取ることを頑張ったり…

過去や理想の自分、または他人と
比べて比較し、自分を優位に見たり、劣等感を感じたり…

良いとか悪いという思いでポーズをとったり…

心の中でこんなことをしていたら

自分が愛おしくなる…なんてことは起こりません。


ただ…今だけに意識を向けて

体の気持ちよさに心を向けてみてください。
湧き上がる呼吸に意識をむけて見てください。

ただ感じているときに
比較する気持ちや、貪る気持ち(もっと~しなきゃ!)という
思いがわいてくることはありません。


そして、体や呼吸が気持ち良ければ
そこに意識を向けている心は

その気持ちよさに引きずられて
一緒に気持ちよくなっていきます。


心地よさで満たされた心の底のほうから…
じわじわぁ~っと

自分を愛おしく思う気持ちがわいてきます。


この感覚は、

大きな存在に生かされているいう感覚と似ているなって
思うわけです。


ヨーガ行者さんがいるようなヒマラヤの奥地で
過酷な環境の中で感じる
あの、生かされていることへの感謝は

どうも、物質的に満たされ守られた日本の社会の中では
感じることができません。


でも、自分を愛おしく思う気持ちは
この体一つ持っていれば出てくるので
ありがたいことです^^


同じポーズを習うにしても
自分の体をきらいになることだってできるけれど、
自分を愛おしく思うことだってできます。


もし、まだ、ヨガを習っていなかったり、
習ってるけれども自分を嫌いになるようなやり方をしているのでしたら、

どうか、早く…良い先生に出会えますように。